TSUCHIYA PUBLISHING

いのちにふれる

土屋パブリッシングについて

土屋パブリッシングとは

重度障害をお持ちの方に対して、全国約40都道府県で24時間体制のサポート事業を行う株式会社土屋は、障害・病の当事者や研究者、介助の現場で生み出される声をアーカイブして発信する出版社として、「土屋パブリッシング(TSUCHIYA PUBLISHING)」を設立しました。

小さな声を採集する

土屋パブリッシングでは、病や障害を含んだわたしたちの日常や、「共に生きる」ケアの現場から生まれる声を「ひかるこえアーカイビング」として採集。 採集した声をアーカイブし、電子書籍として出版します。

また、ウェブマガジン「inochi Labo+」では、同時代のWell Being(よく生きる)をテーマに、わたしたちの豊かな生の意味を編む、記事やコラムを発信します。

書籍のユニバーサルデザインを追求

2019年6月、読書に困難を伴う方の環境を改善するための法律「読書バリアフリー法」が成立しました。読書に困難を伴う人の数は全人口の1割以上といわれており(情報通信学会より)、ここに加齢による老眼なども加えるとかなりの方が、いまだ不整備なメディア環境の中に置かれています。

電子書籍は紙の書籍と異なり、音声読み上げ(TTS)や文字サイズ変更などが可能。視覚障害の方や、ページをめくるのが困難な寝たきりや上肢障害の方、発達障害の方、また老眼など高齢者の方にとり、アクセシビリティの高いメディアです。今後はナレーターによる肉声でコンテンツを聞くことができるオーディオブックの出版も準備しており、さらにアクセシビリティを高める取り組みを進めてまいります。